実績のご紹介

茨城県 M様 ペルシャ絨毯ナイン産 クリーニングと 房修理

更新日:2018/6/18

今回お預かりしました絨毯は、ペルシャ絨毯ナイン産のハビビアン工房シシラ織(より糸6本)と呼ばれる緻密な絨毯を織る工房です。シシラというのはナイン特有の織の細かさを表現する単位です。ペルシャ語で【シシ】は数字を表す言葉で【6】を、【ラ】は1本、2本と数える【本】を呼び、これを合わせて6本のより糸=【シシラ】となります。これ以外にノーラ(9本)チャハルラ(4本)セラ(3本)などがあり、数が少ないほど経糸が細くなりますので織りが細かくなりデザインも複雑になります。とても素晴らしい絨毯ですがこのナインの町はカビール砂漠の隣にある為、羊が食べる牧草が少ないことが原因で糸質は若干弱まります。特に日本のような高温多湿環境で使いますと湿気とカビで経糸の劣化が進みやすくなります。その絨毯がこれからメンテナンスする絨毯となります。

Before:クリーニング・メンテナンス前

M様より初めてクリーニングを行うということもあり絨毯の隅々まで汚れが付いています。本来明るいベージュ基調の絨毯ですが、茶色く見える部分はすべて汚れです。大量の水とイランから輸入した自然抽出された洗剤で洗うことで数回繰り返すとキレイに汚れが落ちていきます。
今回房の擦り減りも気になると伺いましたので、房の再作成も行います。

水洗いを繰り返し行うことによって全体の茶色っぽい汚れは綺麗に洗い流されました。
もともとベージュの生成りの色をメインに織られているナイン産の絨毯ですが、元の色に近づき非常に明るく清潔感のある仕上がりです。
劣化によってなくなった房の部分は綺麗に一列切り揃えた後、経糸の数だけ針で縫い込みます。この作業は一番力と根気のいる作業ですのでm/¥18,000の料金となりました。

ペルシャンギャラリースタッフからのコメント

今回お預かりしました絨毯は、ペルシャ絨毯ナイン産を代表するハビビアン工房の逸品のメンテナンスでしたが、このハビビアン工房は現在まで3代に続くナインを代表する歴史ある工房でもあり熟練された技術を持った織子のもとで正確で織の緻密な絨毯が今も生産されています。歴史的にはここ数十年の新しい産地ですが、イスファハンから伝来した技術は世界を代表する逸品です。
日本の生活様式にも合いやすい絨毯ですのでお家に敷かれている方も多いいのではないでしょうか。
色彩のくすみやナイン特有の明るさをお求めの場合は御用命ください。

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