絨毯クリーニングのペルシャンギャラリー HOME > お役立ちコラム > 自分で行なうシミがついた絨毯クリーニング

自分で行なうシミがついた絨毯クリーニング

絨毯についたシミはどのように落とすことができるのでしょうか。最初に行なう作業はその汚れがどういう種類なのかを確認することです。確認方法ですが、汚れの周りにあるホコリを掃除機などでしっかりと取り除きます。その後、水で濡らした雑巾をよく絞り、シミの上に少し強めに押し付けるようにします。もし雑巾にシミがついたならば、それは水性のシミということになります。付着しないのであれば、油性と判断します。



水性のしみの場合の絨毯クリーニングですが、バケツに水と洗剤を入れかき混ぜ、雑巾を濡らし固く絞ります。洗剤は中性か弱アルカリ性の洗剤を使います。食器用洗剤は中性ですので、食器洗剤を使ってみることができます。洗剤は弱い方から強いほうへと順番に使っていくのが鉄則です。それでまず中性洗剤を使い、それで落ちなければ弱アルカリ性洗剤を使用し、最後の手段としてアルカリ性洗剤を使います。中性洗剤と水をかき混ぜた溶液に浸したぞうきんをシミに上に置き、その上からブラシで固く押し付けたり、軽く押すようにします。そうすると、だんだんと絨毯についていた汚れがぞうきんへ移行していきます。ある程度雑巾に汚れがついたならば、使用していない新しい箇所を使って同じような作業を繰り返します。そうすると絨毯の汚れはだんだんと薄くなってきます。



最後に行なうのはすすぎです。これが必要なのは洗剤を絨毯に残しておかないようにするためです。洗剤が絨毯に残しておくと、絨毯の素材を傷めてしまうこともあります。この作業は、シミ抜きをしたところに水で固く絞った雑巾を起きます。もし可能であるならば水を入れたスプレーで霧状にしてその箇所に吹きかけるならばより効果的です。そして、その上に置いたぞうきんの上から、ブラシで叩いて行きます。その後乾燥させて絨毯クリーニングは終了となります。



この染み抜きは無理しない程度に行なうようにします。何とかして自分で染み抜きしようとすると、絨毯を傷めてしまうことがあります。例えば、強いアルカリ洗剤を使うなら絨毯を色落ちさせてしまい、汚れを取る前よりも目立ってしまうということがおこります。また、ゴシゴシと強く擦ることも避けなければなりません。そうするなら、その箇所だけがヘタってしまい、毛が寝たような状態になります。



それで、ある程度自分で試したものの、どうしても落ちない場合は、汚れを薄めるだけで十分という考え方ができます。あるいは高級絨毯であるなら、クリーニング業者に絨毯クリーニングをお願いするのが賢明です。

ご質問からご相談まで、まずはお気軽にお問合せ下さい。 お問合せ・お見積り依頼